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  • ツキイチ通信202109(こも豆腐)
    ツキイチ通信202109(こも豆腐)

    「こも豆腐」を「おでん」に使うと出汁をたっぷり吸い込みます。
    飛騨の郷土食材で出汁を楽しむ
    ”出汁を運ぶ「こも豆腐」”
    鰹と昆布の出汁でじっくり煮た「こも豆腐」、同じ出汁で巻いた出汁巻きと、小松菜。
    煮物のようでもあり、とても上品な京都風の「おでん」のようでもある。
    出汁が自慢の料理には、この飛騨の郷土食材である「こも豆腐」をおすすめしたい。
    スポンジのように自慢の出汁を吸って、口まで運んでくれる。おでんに、鍋に、煮物に…これからの季節に大活躍の豆腐です。

    □庶民の支え合いから生まれた「こも豆腐」
    スポンジのように味を染み込ませ、
    出汁の美味しさを口に運びます!

    わらを編んだ「こも(菰)」で豆腐を包み煮た「こも豆腐」は、表面についた菰の模様と、中に入った鬆(す)が特徴的です。この鬆(す)に出汁の味がよく染み込みます。
    飛騨地方の郷土料理として有名ですが、茨城県や福島県、群馬県などの一部の地域でも作られています。
    肉が簡単に手に入れられなかった時代は、豆腐はたんぱく質を得られる大切な食材でしたが、あまり日持ちがしないことから、みんなで藁を持ち寄り、そこに豆腐を詰めて大鍋で塩ゆでしたという、庶民の支え合いから生まれた料理だと言われています。

    「こも豆腐」へ上手く味を染み込ませるのは、料理人の技術。濃すぎず、薄すぎず、絶妙な味付けの「こも豆腐」は箸が止まらなくなるほど美味しいものです。皆様なら、この鬆(す)にどんな味を染み込ませますか?
    これからの季節のオススメは「おでん」です。
    おでん具から出た旨味全てを吸い込んだ「こも豆腐」の味わいは、他の具材では表現できないほどに深く美味しいものです。是非お試しいただきたいものです。

    □野口豆腐の「こも豆腐」
    菰(こも)で巻いて火入れをした飛騨を代表する郷土食材。火入れをすることで食材が長持ちするのと、中にすが入って煮ると味がよく染み込みます。野口の「こも豆腐」は弾力を残した巻具合で硬すぎず、中身はしっかり詰まっている濃さがあり食べごたえがあります。

  • ツキイチ通信202108(鶏ちゃん)
    ツキイチ通信202108(鶏ちゃん)

    世代を越えて食べ継がれるソウルフード「鶏ちゃん」
    岐阜の郷土料理を味わう
    ホッとする「鶏ちゃん」

    「鶏ちゃん」
    鶏ちゃんとは、醤油や味噌、塩をベースとしたタレで味付けした一口大の鶏肉を、
    キャベツや玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて食べる下呂市を中心とする南飛騨地方や
    郡上市を中心とした奥美濃地方、加子母・付知など中津川市北部を発祥とした郷土料理です。
    多くの郷土料理の中でも、世代を越えて食べ継がれている岐阜のソウルフードでもあります。
    一家に一台あるホットプレートやジンギスカン鍋で、団らんを楽しみながら食べるこの料理は
    家族のほっとする安心感を備えています。こんな時代だからこそ必要な料理です。
    表紙の写真には鶏ちゃんと相性抜群のチーズを入れてみました。

    「鶏ちゃん」は、よく見れば、岐阜県民でなくても一度は食べたことがありそうな鶏肉の炒め料理。だからこそ、土地柄関係なく、懐かしさと安心感があって、そして、多様なアレンジを楽しめて、世代を越えて受け継がれる。そんな中で、やはり土着性の強い味は「みそ味」。里山ならではの発酵食品が、岐阜県民の魂(ソウル)と健康を支えています!キャベツと炒める基本のスタイルに、季節の野菜、トマト、チーズを入れたり、唐揚げにしたりと各お店でオリジナルなアレンジが楽しめます。こんな時代だからこそ、懐かしさや安心感を覚える郷土料理の出番です!
    ぜひ、「鶏ちゃんフェア」をやってみてください!

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